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文化学園大学 国際文化・観光学科ブログ“小平の風”

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わたしが「卒業研究」で考えてみたいこと

 最近、日・韓両国間で、歴史教科書を巡る感情がヒートアップしている。これは、日・韓両国間の大きな問題になっている。韓国で日本の歴史歪曲の問題がマスコミで取り上げられる度に、韓国で生まれ、韓国で教育を受けてきた私は、日本が一方的に歴史を歪曲していると考えていた。しかし、祖母が日本人であり、日本と深い縁がある私にとっては、日本・韓国、両国間の歴史教科書問題は、隣国である日本を理解する上でいつも気になり胸が痛んでいた。そんなことがあったので、ゼミ(国際文化研究Ⅲ)の発表で日韓の歴史教育の問題を取り上げてみた。

 その話を聞いた先生が、東京都多摩教育センターを紹介してくれた。そこでは、無料でほとんとすべての(小・中・高の)教科書を見ることができるのだ。日本で一般的に使われている歴史の教科書を探し、じっくりと見てみた。それぞれの教科書を検討していくうちに、私は、韓国での日本の歴史教科書の歪曲を巡る報道や、幼い頃の歴史を教えて下さった先生たちの顔を思い浮かべていた。

 “あれ?...日本の教科書は歪曲されていると確かに先生たちから聞いていたが、どこに書いてあるのか?”
 私は驚いた! いくら探しても、歪曲されている部分は見つけられなかったのだ。今までの自分が凄く恥ずかしくなった。勿論、日・韓両国間に起きたすべての事件が説明されているわけではないが、大方の主要事件に関してはきちんと書かれていた。この事実は、幼い頃から今まで韓国で教育を受けてきた私にとっては、とても大きなショックであった。

 だからといって、韓国の歴史教育が誤っているともいえない。―般的に使用されている日本の歴史教科書は問題がないとしても、ほんの一部で、偏向した教科書が使用されているようでもある。
 しかし、そのような事実に関しては、韓国の歴史の授業では言われない。そこで大
きな誤解が生じる。授業を受ける生徒たちは、最終的に、日本で作られている歴史教科書には多くの歪曲があると考えてしまう。それは、隣国であり経済的にも重要なパートナーである日本を理解する上で大きな問題を生じさせる原因になるだろう。
 残念ながら、韓国におけるほとんどの歴史の授業では、日本のどのような教科書で、どのようなことが教えられているか等の詳しいことは触れられていない。

 そこで、卒業研究では、日本で用いられている歴史教科書の記述を具体的に検討していきたいと思っている。そして、問題の記述があるとしたら、それはどの教科書のどの部分であり、その教科書は日本全体の中のどれくらいの学校で教科書として使われているのか等々の点について、できるだけ詳しく調べてみたいと思っている。

 歪曲を叫ぶ前に、どこがどのように歪曲されているのか(―歪曲されていると仮定してだが―)がより詳しく扱われるべきだと思う。これは、両国相互間において、歴史を正しく知り、理解を深める近道だと自分は思う。


                                                                                    国際文化コース4年 玄 昭熙

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by bwukokusai | 2012-05-29 10:31 | 学生コラム

今回は国際文化コース4年 玄 昭熙さんのコラムです

今回も学生ブログとして、国際文化コース 玄 昭熙さんがコラムを寄稿してくれました。
タイトルは「わたしが『卒業研究』で考えてみたいこと」です。
非常に問題意識の高い、興味深いコラムです。ぜひ読んでみてください。

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by bwukokusai | 2012-05-28 18:41 | 教員コラム

今回は 国際文化研究科 馬 佳さんのコラムです

今週は、国際文化研究科 修士2年 馬 佳さんがコラムを寄稿してくれました。
タイトルは「『バトルシップ』を観て」です。 
たいへん面白いコラムですので、ぜひ読んでみてください。

これからも、学生によるコラムを載せていきます。


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by bwukokusai | 2012-05-22 14:24 | 教員コラム

『バトルシップ』を観て

私は、大学院で日米関係について勉強しています。先週、公開されたばかりの『バトルシップ』という映画を観に行きました。ユニバーサル映画100周年の記念作品として、製作にかなりお金をかけた映画だそうですが、私は日米同盟を暗示しているような描き方に興味をもちました。

映画のストーリーを簡単に紹介します。ハワイ沖で大規模な軍事演習(「リムパック」という実名が出てきます!)を行っていたアメリカを中心とした世界各国の護衛艦隊の前に、突如として正体不明のエイリアンが出現し、侵略を始めます。演習に参加していたアメリカ海軍の新人将校アレックス(テイラー・キッチュ)や、アレックスがライバル心を抱いている海上自衛隊の艦長永田(浅野忠信)らは、弱点も分からない謎の侵略者と戦うというものです。典型的なアメリカのSF映画ですね。

ニュースが流れるシーンで、一瞬ですがオバマ大統領が登場したのには驚きましたが、それ以上に気になったのは、最後まで戦ったのが、アメリカ一国の軍隊でも演習に参加した複数国の連合軍でもなく、日米両国の軍隊だったことです。しかも、舞台はかつて日米が敵として戦った真珠湾(ハワイ)です。日米の強い関係を示そうとしている映画だと思いませんか? でも、現実の日米同盟の力関係とは違って、主役級の二人の立場は永田艦長の方がかなり格上です。普天間問題などで行き詰まった感があるこの頃の日米関係を考えると、この映画が単なる娯楽映画とは思えなくなりました。
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もう一つ気になったのは、「正体不明のエイリアン」は一体何を(誰を)指しているのかということです。第二次大戦中や冷戦時におけるアメリカの敵は、明確な存在感をもっていましたが、9.11(2001年の同時多発テロ)以降の敵(テロリスト)は、正体不明の存在と映るのでしょうか。

いろいろと考えさせられる映画でした。

*『バトルシップ』について
 原題: Battleship
 監督: ピーター・バーグ
 上映時間: 130分
                                                                                 
                                             国際文化研究科 修士2年 馬 佳

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by bwukokusai | 2012-05-22 14:16 | 学生コラム

入学したら遊ぶぞ!と考えているあなたへ

 まだ大学に入ってもいないのに、就職のことなんて・・・と思っている高校生の皆さん、もちろん実際の就職活動は3年生の12月スタートですが、それまでにしておかないといけないことは山のようにあります。国際文化・観光学科ではそのために1年次からさまざまのキャリア形成関連科目を用意しています。
 まず1年生に入ってすぐの「キャリアデザイン(導入編)」は文化学園大学全学生の必修科目です。長野県飯山市にある北竜温泉・文化北竜館での二泊三日が待っています。学友たちと泊まり込み、露天風呂を楽しみながら大学生活4年間で何を身につけるか、どのような社会人になるかをデザインするのです。季節はちょうど今頃、例年ならば北竜湖は菜の花で埋まっているはずですが、今年は春の訪れが遅く、まだ咲いていません。代わりに麓・千曲川沿いの菜の花公園の眺めをお楽しみください(写真提供:栗山丈弘先生)。
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 2年生になると夏休み、春休みを利用した「キャリアプラニングⅠ・Ⅱ」があります。それぞれ三日間の短期集中プログラムで、国際文化・観光学科の学生は必修です。
 1日目は就職試験の鍵となる基礎学力養成講座(国語・数学・時事問題)、2日目、3日目は企業におじゃまし、トップ・最前線の方のご講話を拝聴したあと企業活動の現場を体験します。2011年度は(株)日本航空様、(株)BEAMS様に伺い、トップの方の貴重なお話を伺ったあと、現場で脱出訓練・商品ピッキングなどの貴重な体験をさせていただきました。写真はJAL整備場での先輩たちの笑顔です。
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2012年度もサプライズな企業を用意しましたよ。ご期待ください。

 「インターンシップA・B」(企業研修)も重要です。この科目は昨年度まで3年生向けでしたが、今年度から国際文化・観光学科生は2年生から履修できるようになりました。夏休みの2週間、企業の一員として業務内容を学びながら、自分の職業適性を考え直そう、というものです。2011年度、皆さんの先輩を受け入れてくださったのは、(株)帝国ホテル・(株)フォーシーズンズホテル椿山荘・(株)プリンスホテルなどの宿泊系企業、(株)JTB・(株)南西楽園ツーリストなどの旅行系企業、(株)JALスカイなどの輸送系企業のほか、味の素(株)の人事部門、(財)日本ナショナルトラストの保護資産公開部門、文化出版局の『ミセス』編集部門などなど、多彩な顔ぶれがそろっています。


 これらのキャリア形成関連科目で実社会への関心と就職への心構えを養うこと、さらに国際文化・観光学科で用意されている豊富な英語カリキュラムを学びTOEICの点を1点でもあげること、この二つがあなたの就職活動を実り多いものにしてくれるはずです。遊んでいる時間はありません。3年生の12月はすぐに来てしまいますよ。

                                                       教授 三島 万里

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by bwukokusai | 2012-05-15 17:47 | 教員コラム

責任ある観光者および旅行者として

 世界観光機関(UNWTO)は、第13回総会(1999年9月27日~10月1日)において、世界の観光のステイクホルダー(すべての観光関係者)が守るべき観光倫理規定(Global Code of Ethics for Tourism)を定めました。その倫理規定を基礎にして、観光者・旅行者に向けて「責任ある観光者および旅行者」(The Responsible Tourist and Traveler)と題して忠告しています。忠告には、私たちが観光やその他の旅行をする場合に守るべき八つの倫理的な基準が示されています。以下に、筆者の仮訳を記します。

1.異なる文化や伝統に心を開いてください。そうすれば、あなたの体験は変わったものになります。あなたは尊敬を勝ち得て、現地の人びとに進んで歓迎されます。
2.人権を尊重してください。どんな形であれ、他の人びとを食い物にすることは観光の本来の目的にそむくものです。子供を性的に食い物にすることは、現地または犯罪者の本国において処罰されるべき犯罪行為です。
3.自然環境の保護に力を貸してください。野生生物と生物の生息地を保護しましょう。また、絶滅の危機に瀕している動植物を原料とする製品は買わないでください。
4.文化的な資源を尊重してください。活動は、芸術的、考古学的、文化的な遺産に対する尊重の下に行わなければなりません。
5.あなたの旅行は現地の経済および社会の発展に寄与します。現地の手工芸品や製品を買ってください。そうすれば、公正取引の原則を通じて現地の経済を支援することになります。物品の取引は公正な稼ぎについての理解を反映したものでなければなりません。
6.あなたご自身が最新の現地保健事情について理解を得てください。出発前に緊急情報サービスや領事サービスにアクセスして、ご自分の健康と安全が損なわれる恐れのないことを確かめてください。現地への旅行を決定する前に、あなたにとって健康上必要な特定のことがら(食事制限ができること、移動しやすい交通手段の利用が可能であること、医療を受けられること)がかなえられることを確かめておいてください。
7.訪問地についてできるだけ多くのことを学んでください。そしてその地の慣習や規範、伝統について理解するために時間を割いてください。現地の住民たちを害することになる振る舞いはやめましょう。
8.訪れた国の法により犯罪とみなされる行為に関与することのないように、その国の法規に精通してください。危険物やその国の法令で禁止されている、違法薬物や武器、骨董品、生物保護種、製品または物質の取引はすべておこなってはいけません。

 海外旅行にかぎりません。国内旅行にも立派にあてはまる忠告です。旅行の目的にかかわらず、旅先では心して行動したいものです。

                                                       講師 西村 修一


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by bwukokusai | 2012-05-08 10:42 | 教員コラム

2012年、観光がひとを動かす

 今年のゴールデンウィークは、空、陸ともに、大いに活況を呈しています。航空各社の発表(日本経済新聞4月20日付記事)によると、日並びがよいことや円高の影響などで、国内線、国際線ともに、4月27日~5月6日の間、予約数は前年比で2割以上の増加となっています。また、この間のJR6社の予約(同記事)は、新幹線と在来線特急の合計で前年比41%増、震災の影響で34%減となった昨年から一転して大きく伸びています。JR東日本の予約は震災前の2010年と比べても11%増え、同社によれば、「観光目的に加え、被災地にボランティア活動に出向くひとも多い」ことから、東京と東北の被災地を結ぶ東北新幹線は2010年比で25%増と大きく伸びているとのことです。

 関東と海外の、ひとの動きを期待させる今年の新しいできごとを見てみましょう。

 1.東京スカイツリーと東京スカイツリータウン
 今年、国内で最も注目すべきは何と言っても開業が一ヵ月以内に迫った5月22日の東京スカイツリーでしょう。(H/P:http://www.tokyo-skytree.jp/参照。スカイツリーの様子がよくわかります。)タワーの高さはご存知、「武蔵の国」の語呂合わせで、634(むさし)m、東京タワーの333mを遥かにしのぐ世界一の高さの電波塔であり、日本一高い建築物でもあります。地上350mには約2,000人を収容すると言われる天望デッキがあり、また、地上450mには約900人を収容する天望回廊があります。これらの場所からの眺めはまた格別でしょう。
 スカイツリーへの来場者は年間数百万人、東京ソラマチや商業施設(ショッピングセンター)、プラネタリウム(ドームシアター)、水族館、オフィス、教育関連施設、電波塔、展望施設などから構成される東京スカイツリータウン周辺地域全体での集客効果は、東京ディズニーリゾートを上回り、年間三千万人とも言われています。
 その周辺地域で一つ注目したいのは、浅草寺の雷門前に建設された地上8階、地下1階の建物「浅草文化観光センター」です。著名な建築家である隈研吾氏が設計した、日本家屋を積み重ねたようなユニークなデザインが特徴の大型の観光案内所で、4月20日にオープンしました。上層階には展示スペースのほか、浅草の街やスカイツリーなどを一望できる展望テラスも設けられています。浅草地域の観光客は今後も増える見通しで、英中韓の3ヵ国語に対応し、海外から訪れる人にも幅広く観光情報を提供し、地域振興につなげようというものです。

 2.大型商業施設の誕生
 4月13日に千葉県木更津市にオープンした「三井アウトレットパーク 木更津」は、東京湾アクアラインの木更津金田ICに隣接しており、首都圏広域から多くのひとを呼び寄せるでしょう。また、来年春には、「酒々井(しすい)プレミアム・アウトレット」が成田国際空港から車で約15分の千葉県印旛郡に開業予定です。木更津、酒々井の両アウトレットとも、近隣のマーケットのみならず、それぞれ羽田、成田の両空港からのアクセスがよいことから、海外からの観光客など、空港利用者の来場も大いに期待できるでしょう。
 更に、ホットなニュースとして、今春は東京で、二つの大きな新規商業施設がオープンしています。ひとつは4月19日にオープンしたお台場地区の商業施設「ダイバーシティ東京プラザ」、もう一つは4月26日にオープンの渋谷駅前(旧東急文化会館跡)「渋谷ヒカリエ」です。東京の街に新たな魅力を加える新名所と言えましょう。ゴールデンウィークには大いに賑わうことと思われます。

 3.麗水万博
 お隣の韓国で、「生きている海、息づく沿岸」をテーマに、海と人類の共存を目指して、5月12日から8月12日まで、麗水(ヨス)国際博覧会(ヨス Expo 2012)が開催されます。麗水市は、全羅南道にあり、海に面した都市で、釜山と済州島の中間あたりに位置しています。海上に建設される海上展示館は世界で初めてのものです。また、日本館は外国館としては最大規模で、「森・里・海、つながり紡ぐ私たちの未来」をテーマとして、昨年の東日本大震災の津波被害からの復興状況や、海との共生のための最新技術を発信します。

 4.ロンドンオリンピック
 言うまでもなく、今年最大の海外イベントは何と言っても夏に開催されるロンドンオリンピックでしょう。ロンドンオリンピックは、7月27日から8月12日までイギリスのロンドンで開催される、夏季オリンピックとしては第30回の記念すべき大会です。 また、ロンドンでは1908年と1948年にも開催されたことがあり、同一都市での3回開催はオリンピック史上初となります。各国の選手が力と技を競い合い、素晴らしい感動のシーンをたくさん見せてくれることでしょう。

 ひとの動きを創り出すのはこうしたイベントだけではありません。交通の発展も重要な役割を果たします。先日、新東名高速道路が開通し、渋滞緩和やひと・ものの流れの促進に大きな役割を果たしています。そして、今年は何と言っても、日本国内で、ピーチ・アビエーション、ジェットスター・ジャパン、エアアジア・ジャパンの3つのLCCが相次ぎ就航する「LCC元年」です。これらのLCCが今後ひとの流れを大きく拡大していくことでしょう。

 LCCはLow Cost Carrierの略で、「低コスト航空会社」を意味しますが、「格安航空会社」と一般的に言われており、ご存知のとおり、提供する運賃は大手航空会社が提示する正規料金の3分の1から半額程度というのが特徴です。「空飛ぶバス」とも呼ばれるLCCは、バスのように気軽に利用できることから、今まで飛行機を利用したことがなかった層に需要を拡大し、ひとの動きを活発化し、経済を活性化する大きな役割を担っていると思います。
 既に3月にピーチ・アビエーションが関西国際空港を拠点に運航を開始し、同月のロードファクター(有償座席利用率)は80%以上と業績は好調に推移しているようです。また、7月に成田と関空を拠点に就航を予定しているジェットスター・ジャパンが先日、運賃を発表しましたが、既にピーチ・アビエーションとの間で低価格競争が始まっています。さらには、8月にはエアアジア・ジャパンも成田を拠点に就航します。これから、LCCの拡大によってLCC同士や大手航空会社とだけでなく、鉄道との顧客獲得競争も激しさを増すと思われ、今後のLCCの動向から目を離せません。

 4月16日から4日間にわたり、第12回世界旅行ツーリズム協議会(WTTC=世界のツーリズム関連企業の主要100社の経営者で構成)グローバルサミットが東京及び仙台で開催され、世界53ヵ国から延べ約2000人が参加しました。サミット開催に合わせて実施された東北ツアーでは、海外メディアや旅行会社などからの参加者約100名が、世界遺産に登録された岩手県・平泉をはじめ、東日本大震災から復興が進む東北3県の現状を視察しました。日本の観光が復興し拡大していくことを世界が応援し、期待しています。
 WTTCによると、ツーリズム産業による経済効果は2011年時点で世界のGDPの9%を占め、年間6兆ドルの波及効果を生み出しています。ツーリズム産業は世界で2億5000万人の雇用を生み出し、国際間の移動は年間約10億人に達します。10年後にはさらに拡大し、経済効果は年間10兆円、世界GDPの10%を占めるまでに拡大すると試算されています。

 「観光はひとを動かす」、「ひとを動かすことこそ観光の役割」と言われますが、これからの観光の活性化が日本と世界のひとびとの平和で元気な暮らしに繋がってほしいものです。
                                                       教授 高橋 哲夫

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by bwukokusai | 2012-05-01 10:15 | 教員コラム