文化学園大学 国際文化・観光学科ブログ“小平の風”

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百聞は一見にしかず

私は、36年間勤めた会社を今年の2月に辞めて、4月から文化女子大学に来ました。
「会社」と「大学」という環境の変化に戸惑うこともいくつかありますが、今までの実務経験をもとに教えることができ、また、学生の皆さんと一緒に学び、考え、成長していく機会を与えられたことに大きな喜びを感じています。どうぞよろしくお願いします。

会社ではいろいろな職場を経験してきましたが、私が担当する国際観光コースとの関係が深いのは、2年ほど前のジャルパックでの経験です。
ジャルパックは、1964年に日本航空が日本で最初に作った海外旅行パッケージ商品(航空、ホテル、観光などを組み合わせた商品)「ジャルパック」を企画販売し、提供している会社です。現在、世界で36箇所にオフィスがあり約1000人が働いています。

海外旅行商品は、何と言っても、海外でのオペレーションが最も重要です。すなわち、ホテルやレストランを予約したり、バスやガイドを手配したりと、現地のスタッフがいかに努力して、お客さまの満足のために準備をし、おもてなしをするかにかかっています。

従って、ジャルパック時代は、できる限り、海外のオペレーションの状況を見て回りました。ハワイ、米本土、グアム、オーストラリア、中国、韓国、ヨーロッパを、それぞれは短い時間でしたが、月に2箇所のぺースで世界を回りました。
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上は、そのときに自分で撮った、ナポリの写真です。(以下の写真も全部、自分の携帯で撮ったものです。写真のまずさはお許しください。)ナポリの街とナポリ湾、そして右手遠くに2000年以上前にポンペイの町を噴火で埋めたベスビオス火山が見えます。
写真では十分、美しさがわかりませんが、本物はまさに「See Naples and die.(ナポリを見てから死ね)。」(日本では「日光を見るまでは結構と言うな。」)
また、ナポリの東洋大学で日本語を勉強した素晴らしいイタリア人ガイドと一緒に食べた本場のピザも美味しかった。イタリアには地中海特有の底抜けの明るさがあります。
下の写真は、左から、パリの「オペラ座」(上部)を滞在したホテルの部屋から撮ったもの、まん中はパリ郊外の「シャルトル大聖堂のステンドグラス」(聖堂の中から撮ったもの)、右は同じくパリ郊外にあるフランス最大の宮殿である「フォンテーヌブロー城」。いずれも歴史の重み、厳かさを感じます。
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                                            ※写真をクリックすると大きくなります

下の左は、ご存知、日本人にとって最大の海外リゾート地、ハワイ・ホノルルのワイキキ海岸とダイアモンドヘッド。右はオーストラリア・シドニーのオペラハウスです。いずれも古い伝統とか歴史というよりも、楽しさ、新しさや豊富な自然資源を有する優れた観光地です。
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写真はありませんが、中国や韓国では、歴史や伝統とともに、急速な経済発展に伴う「変化・新しさ・進取の精神」が街にあふれていました。

百聞は一見にしかず!
日本でどんなに説明を聞くよりも、実際現地に行って見るのは説得力があります。観光地・観光資源としての魅力、現地スタッフの働き、ホテルやレストランなどの質、すべてが自分の眼で「見る」ことによって把握できます。
事前に本を読んだり、写真を見たり、話を聞いたりするのも大事ですが、とにかく現地に行って実物を見る、現地の人とも交流する。これが「観光」、「旅行」の素晴らしさであり、「モノ」のあふれる社会において、これからますます高まる人間の欲求の実現です。

                                                       教授 高橋 哲夫

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by bwukokusai | 2010-06-29 08:59 | 教員コラム

けやき祭

文化女子大学現代文化学部(小平キャンパス)の年1回の大イベント「けやき祭」が、6月5日(土曜日)に開かれました(6月3日に案内の記事を掲載しています)。小平キャンパスの学生数は650人ですが、当日は好天に恵まれたこともあって2,000人を超える入場者があり、にぎやかな1日となりました。ご来場頂きました皆様に、感謝申し上げます。

現代文化学部の国際文化学科・応用健康心理学科・国際ファッション文化学科の3学科の授業内容の展示や国際ファッション文化学科のファッションショーを見ていただくだけでなく、児童英語教室やお茶席、東アジアの民族衣装を試着するアジア「衣文化」体験などの参加型のイベント等もあり、緑の小平キャンパスの良さをゆっくり楽しんでいただけたのではないかと思います。もちろん、学園祭には定番の焼きソバなどの模擬店もあり、幸いにして繁盛したようです。

学生達にとっては準備が大変で楽ではないイベントですが、困難な課題をクリアする事で得られる達成感は、これからの人生を生き抜く上で何物にも代えられない自信につながると思います。

さて、写真はこの種の行事には必須の、お客様を歓迎する門です。毎年、担当の学生が先生の指導を受けつつ制作してきました。今年は初夏にふさわしい爽やかな門になった、と私は思いました。ご覧になって、皆様はどの様に感じられますか?

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                                                      教授 瀬島 健二郎


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by bwukokusai | 2010-06-22 08:35 | 教員コラム

大学とは人間関係を作る場

わたしの体験から大学という場を考えてみましょう。一体どういうイメージがそこからわいてくるだろうか。まず新築の白亜の殿堂が浮かんできます。キャンパス内には新入生をはじめ大勢の大学生たちがそれぞれに自分の好みに合った服装姿、派手なカラフルのもいれば黒い地味な学生服を着ているものもいて、これまでになかった開放感と自由感を存分に覚え。それは地方から出てきたわたしには全くの驚きでした。つまり学園の中に入ると一瞬、知的好奇心が湧きあがってくる感情を抑えがたい一方で、そこには形にはまらない自由な世界にいることを強く実感できたのでした。そして晴れて大学という学の府に入学した喜びとともに、友との人間関係を作ることに積極的だった。そうした何か新しいものを発見し気付く楽しさが思い出されます。一人ひとりの学友と芝生の上にあぐらをかいてとことん議論し合ったこと。いまでも友の一人ひとりの顔と一緒に我が青春像が髣髴と見えてきます。全国各地、北は北海道そして南は沖縄から、ようやく完成年度をむかえた新設白亜の校舎に集まった青春の群像は壮観そのもの。時に夜を徹して語り会った友とは今でも交流がつづいている。終生の友は中・高では作れなかったが、大学という幅広い学問・教養・文化を学べる場にきて、はじめてそれが適えられたのでした。高校まで環境教育をことにする同輩、先輩、そしてクラブ活動を通して、いろいろな個性ある友、わたしにはない考えをもつ友、そうした多様な友がいて知らなかったことをあらためて教えられ、知識や興味の幅を広げてくれた。だから大学とは幅広い知識、考える力をみにつける場だといえるのです。と同時に、もっと大切なことは人間関係を作る絶好の場だということです。それはコミュニケーションのことです。芯のある誠実な良き友を数多く得たこと、それがわたしの大学で学んだ遺産と言えるでしょう。

                                                         教授 新保 哲

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by bwukokusai | 2010-06-15 09:52 | 教員コラム

観光のまなざし―どうして記念写真はワンパターンなの?―

今日6月8日は、関東地方の平年の梅雨入り日だそうです。梅雨のない北海道で生まれ育ち、東京暮らし初心者の私には、梅雨に入るとか、梅雨が明けるという感覚が正直よくわかりません。とにかく天気予報で梅雨入り情報に耳をかたむけるばかりです。

ところで、このように梅雨入りの日だとか、桜の開花日だとかをきちんと決めることはそんなに大切なことなのでしょうか? 私たち現代人はことさら、科学的や客観的と思われる尺度で物事を整理しようとすることが好きなようです。

観光のことを考えてみましょう。ホテルもレストランも観光地も格付けや人気ランキングがあふれています。なかでも2007年から東京版が発売されている『ミシュランガイド』は代表的です。三ツ星は「そのために旅行する価値のある卓越した料理」で、1000軒以上のレストランから、ミシュランの覆面調査員のレポートをもとに選定されたものです。星の着いたレストランは、とたんに予約で一杯になります。「星がついているレストランで食事をしてみたい」「星がついているのだからおいしいに違いない」というのが客の心理ではないでしょうか。同じくミシュランが観光地を評価した『グリーンガイド』で三ツ星のついた高尾山は、とたんに人気が上昇しました。

私たちの観光行動では、多くの場合、ガイドブックやテレビなどのメディアからイメージ(表象)を得てから、実際に行って直接体験することで“満足感”を得るのです。このことを最初に指摘したのが、イギリスの社会学者ジョン・アーリ(Jhon Urry)『観光のまなざし―現代社会におけるレジャーと旅行―』(法政大学出版局)です。旅行者の“まなざし”は、直接体験の場よりも、メディアから得られた表象のほうに向けられているとも指摘しています。

かくいう私も、シンガポールでこんな写真を撮りました。定番のマーライオン像のところで、定番のポーズでシャッターを切る。誰しもやっていることを自分もすることが“記念”の1枚になるのですね。同じ構図の写真を持っている人はいったいどれくらいいるのでしょうか?
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                                                        助教 栗山 丈弘
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by bwukokusai | 2010-06-08 10:07 | 教員コラム

6月5日は「けやき祭」

小平キャンパスでのビックイベント「けやき祭」が明後日に迫りました。

国際文化学科では、授業での学びがわかるように、展示をします。
航空業界で使用されているコンピュータシステムを実際に使って、予約体験ができたり、世界の飲み物・お菓子が味わえます!

小さなお子様が楽しく英語を学べる児童英語教室も開催します。ゲームをしながら楽しく学びましょう!

他にも小平キャンパスを上げての楽しい企画が盛りだくさんです。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

☆プログラム☆
○授業内容展示(国際文化学科/国際ファッション文化学科/健康心理学科/応用健康心理学科)
○ファッションショー
○児童英語教室
○模擬店(屋台/フリーマーケット/大学所蔵図書処分市/お茶席)
○校内ウォークラリー
○アジア衣文化体験
○購買部バザー
○文化舞台衣装資料館 展示
○進学相談会
など
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by bwukokusai | 2010-06-03 13:35 | ニュース&トピックス

HOMESTAY IN SEATTLE

Spending time in the United States is a great way to gain firsthand knowledge of American culture and American English. Bunka Women’s University offers a short homestay program that is done in conjunction with Bellevue College in Seattle, Washington. In 2010, the program will run from August 27 to September 14.
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The main feature of this program is the homestay experience. Each student stays with a host family for the duration of the program. The host families represent a diverse range of cultures and nationalities, reflecting the multi-ethnicity of Seattle.
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Staying with a host family ensures that students are consistently exposed to
various aspects of living in the United States. Students are treated as real members of the family, and participate in all of the usual activities that the family engages in.
These include going to school games, neighborhood barbecues, church events and family birthdays.
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On weekdays, the Bunka students participate in activities and classes at Bellevue College. Last year the classes that were offered included “Survival English”, “Teaching Japanese”, “Etiquette and Manners”, and “Card Making”.
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There are also several off campus activities. One of these is an all day tour of downtown Seattle including a stop at the original Starbucks.
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One of the most popular outings is the high school visit where the Bunka students share their knowledge of Japanese language and culture with American high school students.
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Of course, a stay in Seattle is not complete without a trip to see Ichiro in his Number 51 uniform. The Bunka ladies seem to enjoy shopping as much as watching baseball at Safeco Field!
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On the last day at Bellevue College, a graduation party is held on campus to mark the end of the program. Many of the host families also attend this event. It is a time to share memories and to thank the host families for their kindness and hospitality.
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Most students say that participating in the Seattle Homestay Program was one of the highlights of their academic career at Bunka Women’s University. As an English language instructor, I highly recommend this program as a way of experiencing everyday life in the United States!
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                                                    教授 古屋 則子

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by bwukokusai | 2010-06-01 09:09 | 教員コラム