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文化学園大学 国際文化・観光学科ブログ“小平の風”

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心の耳を澄ませて・・

さて、この拙い絵で、私は何を表現したかったのでしょうか?
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過日、裏千家茶道同好会の4年生で執行部を務めてくれた二人が、最後のお稽古の時に、芸術的な手作りのカードや地元の名物まで持って、きちんと挨拶をしてくれました。私も、顧問として親しく接してきた彼女達に、美味しく楽しい思いをしてほしくなり、赤坂の一日を企画しました。

まずは、Biz Tower のアトリウムで待ち合わせて室内空間の広がりを楽しんでから、近くのオステルリー・スズキでランチ。ピーマン嫌いの学生が前菜のピーマンのムースを気に入ってくれ、「甘い物担当」と呼ばれている学生が3種類選べるデザートを喜んでくれて、嬉しかったです。

その後、坂を登って、水琴窟の音色を楽しめる場所へ移動。水琴窟は、茶室前のつくばいに併設されたりするのですが、我らが小平キャンパスの立派なお茶室にさえありません。半ば心の耳で聞くような音色で、日常のよしなし事から解き放たれるような思いにさせられます。

次に、高橋是清記念公園に赴き、翁像の前で日本史上の出来事に思いを馳せた後、お隣の草月会館へ。大作のお花が飾られている畳のしつらえで、白人女性二人がお点前の体験をしていました。彼女達は、通訳を介して先生のお話に熱心に聞き入っていました。ちなみに、黒文字楊枝はcutter とだけ訳されていました。たしかに、この木の説明も入れてしまうと瞬間では訳しきれませんね。

それから、虎屋本店の茶寮に行き、求肥の和菓子と抹茶で談笑。最後に、赤坂サカスのライト・アップを見てから、解散しました。学生と別れたその場で、私は仕事のメールに幾つか返信し、忙しい日常に戻って行きました。

もう4月になり、彼女達も新社会人として頑張っています。一人は、就職試験の際、面接官もお茶をなさっていて、お茶の話で盛り上がったと聞いていましたが、一番大手の保険会社に就職し、もう一人は、大学からの紹介で舞台衣装を製作する工房に就職しました。優秀で向上心に富む卒業生達の今後に、幸多かれ!!
                                                     教授 久保田 文

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by bwukokusai | 2010-04-27 14:24 | 国際文化・観光学科の紹介

留学しよう!?

学生さんが留学の相談のためによく研究室を訪れてきます。その時気づくのは、文化女子大学には留学しやすい制度があるのに、それを知っている学生さんがほとんどいないということです。そこで、この場をお借りして、意外と知られていない留学のウラワザ(?)について書かせていただきます。

そのウラワザとは? 「文化女子大学留学規程」です。なーンだと思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、相談に来る学生さんのほとんどはこの規程の存在すら知らないのです。本当はウラワザでもないし、でも、知っていればいろいろ役に立つと思いますので、この留学規程について少し説明させていただきます。

簡単にいうと、この留学規程を利用して海外へ留学すれば最長1年間の留学が可能で、メリットは留学期間が在籍年数の一部として認められるというところです。つまり、卒業が遅れる事はありません。この規程を利用せずに留学する場合、留学していた期間だけ卒業が遅れます。また、留学先で取得した授業科目の単位は、留学担当教員の協議により文化女子大学の単位として認定されます。これは学生さんにとって大きなメリットだと思います!!

この規程が適用されるのは、1年以上本学に在学して30単位以上を修得し、人物、学力ともに優秀と認められる者となっています。留学を希望する学生は、原則として留学の3ヶ月前までに所定の留学願いを提出し、面接を受けなければなりません。留学先は自分で決めなければなりません(でも、私たち教員が留学先を決めるお手伝をします)。以上が簡単な留学規程の紹介です。詳細は履修要項に記載されています。

留学規程の他に、アメリカのボストンにあるシモンズ大学との交換留学制度(留学先の授業料は無料)やシアトルでの文化語学研修など、留学に関する制度はまだまだあります。

こういったいろいろな留学制度を大いに活用して、世界へ羽ばたいて行って自分の夢を実現させてください。

                                                     教授 石田 名都子

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by bwukokusai | 2010-04-20 17:32 | 教員コラム

駒のそろっていないパズル

3月に卒業生の後ろ姿を見送る時、果たして自分はどれだけのインパクトを与えることができたのだろうかと思う。そして、知力あるいは知性を啓く(ひらく)ことができるようになる切っ掛けを与えることができたかどうかが気掛かりになると同時に、続きは各自が自分の人生を歩んで行く中で、さらに豊かなものに高めて行って欲しいと。

おおよその話であるが、高校までの学習はそれをきちんと覚えてしまえば、たちどころに正答が出てくるものばかりで成り立っていて、ちょっと工夫さえすれば、試験の解答用紙には赤丸が付いて返ってくる。まるで駒がすべてそろっているパズルを組み立てて行くようなものだ。そしていったい何点取れたかで未来の輝きが変わってくるように思い込んでしまいがちだ。このような習性は、いったん身に付いてしまうとなかなか抜け出せなくなる。
 
さて、大学で“学ぶ”ことはそれまでのものとは異なっていて、正答があらかじめ定められていない事柄を扱うようになってくる。正答に満ち溢れていた“お勉強”から、“何をもって正答とするべきか”を探求する“学問”の方へと変わってくる。“逆立ちしてもこれが正しい答えなのだ!”というものはなく、“もし唯一の正答があるとするならば、それはどのようにすればたどり着けるのか?”ということになるのだ。たとえ“多分、これがその「解」ではないか?”というものが得られても、“すべての条件の下でもそうか?”、“何かある限られた条件や前提のもとでしか通用しない「解」でしかないのでは?”というような、いったん解明されたと感じてほっとした途端に続けざまに新たな疑問や問題・課題があらわれてくるような事柄を相手にすることになる。つまり、駒のそろっていないパズルを解こうとするようなものだし、時にはまるっきり駒の無いパズルを解こうとすることもある。
 
有限のパズルを解くことから無限のパズルを解くことへとうまく切り替えられるかどうか。つまり、あの習性から脱皮できるかどうかが重要になってくる。そしてさらには、“そもそもこのパズルとは何なのか”ということに問いが向かうようになれば、新たな知性の地平と次元が啓けてくるだろう。

早い時期にこの問いに直感的に気づいた勘の良い子にとっては、有限パズルを解くことが苦痛に感じられたと思うし、それに反感を持ったのではないだろうか。そのような反感を心に秘めて、有限パズルの試練に耐えて大学にやって来た学生は、大いに見どころがあるというものだ。

4月になって、新入生がやってきた。誠に楽しみである。
                                                       准教授 窪田 忍

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by bwukokusai | 2010-04-13 18:07 | 教員コラム

新年度スタート!!

4月5日に入学式が挙行され、新年度がスタートしました。
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。在校生の皆さん、また1年よろしくお願いします。

オリエンテーション期間を終え、今日から授業がスタートです。

土曜日ですが、新入生は必修の授業があり、はじめての授業を体験しました。
新入生の学生生活の門出を見守るように、キャンパスの桜は、まだまだ咲き誇っています。

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by bwukokusai | 2010-04-10 13:00 | ニュース&トピックス

神戸・京都・奈良研修 ~伝統文化と欧米の文化~

現代文化学部のカリキュラムには「文化・語学体験プログラム」という研修が用意されています。
このプログラムにはもちろんアメリカやヨーロッパに出向く海外での研修コースも用意されていますが、「足元の文化を見つめなおそう」という趣旨で、「神戸・京都・奈良研修」も用意されています。
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この研修では、奈良や京都にある東大寺、法隆寺、金閣寺、天竜寺、清水寺等の日本を代表するお寺の見学をたっぷりと行いますが、それ以外にも、帯(おび)や緞帳(どんちょう)作りにおいて世界的に有名な京都の川島織物の工場見学を行い、その技を駆使してものづくりに取り組む職人さんたちの姿を間近に見るという体験もいたします。さらに、神戸では北野の「異人館」(主に明治期に建てられた外国人の住宅)を見学したり、「文明開化」の匂いの残る元町商店街の探訪も行います。
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参加者は国際文化学科の学生だけではなく、国際ファッション文化学科や応用健康心理学科の学生も参加するので、他学科の学生とも交流のできるいい機会にもなっています。

実施は、年度末の2月の中旬。
参加した学生からは、「修学旅行ではじっくりと見学できなかったお寺をゆっくりと見られてよかった」「日本の伝統的な文化と欧米の文化の影響の両方について学ぶことができた」「日本のものづくりの伝統、素晴らしさを実感できた」等のうれしい声が寄せられています。

担当者として次回はより充実した研修にしようと張り切っています。

                                                        准教授 加藤薫
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by bwukokusai | 2010-04-06 17:31 | 教員コラム