文化学園大学 国際文化・観光学科ブログ“小平の風”

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2014年 08月 26日 ( 1 )

短期旅行で英語を磨こう

 本学では、毎年8月中旬から9月上旬にかけて、アメリカ合衆国シアトル市で文化・語学研修プログラムを実施しています。これは大学の授業なので、研修前の英語レッスン、シアトルの地域研究を行ってからの参加となります。現地では、午前中に英語研修を受け、午後にはベルヴュー市内の見学、現地の高校生との交流、アメリカならではのボランティア活動に参加します。学生にとって一番の体験となるのは、やはり1家庭1名のホームステイ体験でしょう。日本語が使えない環境にあって、ホストファミリーと四苦八苦してコミュニケーションを図った体験が、帰国後には英語習得のモチベーションをさらに上げます。大学の4年間のうちに国外での経験を積むことは、異文化体験の少ない日本人学生にとっては大変意義のあることだと確信しています。

 ただし、アメリカ合衆国での約1か月の研修費は35万円を超え、多くの学生が参加できるというわけにはいきません。そこで大学生に安価で英会話の実力をつけてもらうため、本学でもフィリピンでの語学研修(単位取得不可)を薦めております。1週間程度の滞在でおよそ8万円の研修費は、学生にとって魅力のはずです(注1)。英会話教師は英・米・豪・加の英語話者がほとんどで、比較的治安もよく日常的にも英語を話すしかない環境は、ほぼ同距離・同価格のグアム・サイパンでの英語研修で日本語が使えてしまうことに比べると、理想的といえるでしょう。英語圏であるオーストラリア・ニュージーランドの研修では20万円程度を覚悟しなければならず、シンガポールやハワイでも10万円を超すのが通常です。

 学生に限らず英会話を上達させたい人に薦めたいことは、フィリピンでの英語研修(グアム・サイパンも含め)のような安価で短期の語学研修を1年のうち数回繰り返すことです。1週間程度の休みを使い、春、夏、秋、冬に英語しか話せない環境に身を置くこと、これを実践すると、日常会話程度なら簡単に身につきます。大学時代の私の友人は、毎年夏休みにアメリカ合衆国で1か月ほど知人宅に滞在しておりましたが、英会話力は英文科の学生の中でも群を抜き、アメリカ人教師と様々なトピックについて議論ができるほどでした。長期留学が望めなくとも、旅行程度の経験でも繰り返すことで言語は習得できるのだということを、この友人を通して実感しました。

教授 白井菜穂子

(注1)担当部署は国際交流センター。費用は研修地や語学学校による概算。
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by bwukokusai | 2014-08-26 10:00 | 教員コラム