文化学園大学 国際文化・観光学科ブログ“小平の風”

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2013年 07月 02日 ( 1 )

私の卒論のテーマ

国際文化コース4年 岩間 有紀

私は、台湾のPTA(家長会)と日本のPTAについて比較し、それぞれのメリット、デメリットについて考えていきたいと思っています。PTAを卒論のテーマにすると言ってもぴんとこない方もいるかもしれませんが、日本では、以前からPTA活動の大変さが保護者(特に母親)の負担になっていて、最近ではPTAの問題が朝日新聞やNHKでもとりあげられています。

日本の従来のPTAは、入会が決められていて、決められた役割をなかなか断れないシステムとなっています。これは、専業主婦だけではなく、仕事を持っている兼業主婦、さらにはシングルマザーやシングルファザーにも当てはまります。仕事と普段の生活で精一杯の親御さんにとって、PTAの仕事はきわめて困難です。それにもかかわらず、拒否できずにやらなくてはならないあり方に疑問を持った方々が立ち上がって、「入退会の自由」と「役職の無強要」を目指そうとしています。「入退会の自由」と「役職の無強要」は、すでに岡山市と札幌市のある小学校のPTAで実現されています。

一方、台湾のPTAはもともと入退会が自由で、もしPTAの役割が振り割られても断る権利があります。それでも台湾の学校はきちんと回っていますし、運営もされています。私は小学校の4年生の途中まで台湾の地元の小学校に通い、小学校の4年生の途中から中学3年まで台湾にある日本人学校で勉強していました。台湾の小学校に通っていた4年生までは「PTA」の存在は私の家では全くと言っていいほど意識に上がりませんでした。ところが、日本人学校に転校したら、急にPTAが母を苦しめはじめたことを私は印象深く覚えています。

3年生のゼミの後半から準備を始め、これまでに、日本のPTAについて本やインターネットを使い情報を集めたりしました。台湾のPTAについてもネットを使い調べました。また、台湾のPTAについては、おじが台湾の中学校のPTA(家長会)の副会長を務めているので、そのおじにインタビューをし、台湾のPTAについての生の情報を得ることができました。台湾では、PTAは経済的にも時間的にも恵まれている一部の有志の人によって運営されているとのことでした。では、日本ではどうなのか。日本のPTAに関わっているいろいろな方々からお話しを伺いたいと思っています。そして、日本のPTAの現状や問題点などを詳しく調査していきたいです。

日本のPTAの全員入会制は良くないと思われがちですが、果たしてそれが本当に良くないことなのか、「PTAの入退会自由」は本当に良いことなのか。私はこのような観点からも改めて考えていきたいと思っています。そして、台湾の自由参加方式と日本の義務的全員参加方式のどちらが子どもたちにとって本当にためになるのかも考えたいと思っています。
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by bwukokusai | 2013-07-02 09:00 | 学生コラム