文化学園大学 国際文化・観光学科ブログ“小平の風”

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2010年 02月 10日 ( 1 )

卒業論文・修士論文発表会

昨日、国際文化学科の卒業論文発表会と大学院国際文化研究科の修士論文の発表会が行われました。
卒業論文発表会では、4年生のうち、特に優秀な論文を執筆した欧米・中国・日本文化コースの3名と観光文化コースの2名 計5名が発表しました。

欧米・中国・日本アジア文化コース
・大衆社会の出現と民主主義――リップマンとオルテガを中心に――
・中原淳一の世界――『それいゆ』と現代
・アメリカ映画の中で描かれたゲイの時代的特徴

 
「なぜ、民主主義の中から全体主義が生まれたのか」について文献を読み込み、真の民主主義社会はどうあるべきかについて思索を深めた青山真理さん、小さい頃から好きだった中原淳一を取り上げ、『それいゆ』の雑誌分析を中核にして、現代に残る彼の足跡を精力的に調べあげた桜田晶子さん、「なぜ、同性愛者が差別されてきたか」ということを『去年の夏、突然に』(1959年)、『フィラデルフィア』(93年)など7本の映画とその時代背景についての分析から論じた保坂佳美さん。

観光文化コース
・日野市の過去と現状
・北海道のワイン


「近隣の日野市は新撰組と関連があるのに、あまり知られていないのはなぜか」という疑問から、新撰組に対するイメージの変遷と、現在、日野市がどのように観光資源として力を入れているかについて論じた蘇菁妍さん、ワイン販売のアルバイトを通じてワイン製造について興味をもち、北海道のワイナリーについて調べ、ワインツーリズムの可能性について論じた森田静香さん。

大学生活の中で疑問に感じたことを分析・研究し、論文にまとめ上げたこと、「これについて学びました」と言えるものを手にした皆さんに大きな拍手を!! 青山真理さんが国際文化学科の学長賞に決定されました。

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修士論文発表会では、国際文化専修の大学院生が3名(健康心理学専修が4名)発表しました。

国際文化研究科(国際文化専修)
・仏教文化から見る茶と禅について――仏教とキリスト教の比較の視点から――
・日本語の配慮表現について ――中国語との比較において――
・用語の普及度から見た中国ファッションの現状分析とこれからの課題


禅宗と茶道に共通する思想背景を他の宗教の場合についても探ろうとした郭虹さん、日本語の配慮の表現について取り上げ、それがなぜ配慮となるのか、中国語に訳した場合にも配慮となるかなど、分析し、日中の配慮の仕方について考察した何菊さん、的確なファッション用語が不足している中国でファッションに関する外来語をどのように取り入れていったらいいのかに関して、具体的な提言を行った趙星星さん。
今年度は皆中国からの留学生でした。日本人の私達が日ごろあまり意識していない事柄について新しい視点を提供してくれる発表でした。皆さんのこれからのご活躍を期待しています。

                                                      
文化女子大学 現代文化学部 国際文化学科のHPはこちら
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by bwukokusai | 2010-02-10 17:36 | ニュース&トピックス