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文化学園大学 国際文化・観光学科ブログ“小平の風”

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水をとおして地球の歴史を探る 2014

 今年も武蔵野の水辺を巡り、水と地球の関連を考える、コラボレーション科目「水をとおして地球の歴史を探る 2014」の授業を行いました。その様子を、主に野外観察会を中心にご紹介します(昨年の様子はこちら:水をとおして地球の歴史を探る2013)。

 この科目は今年で4年目です。その概要は、9月11日(木)から13日(土)の3日間の日程で、午前は小平キャンパスでの講義、午後は小平周辺の水が豊富な庭園や遺跡を見学するというものです。講義の内容は、主要テーマの水、武蔵野の地形、それに地震・津波・火山などです。観察会は2年目まで2日間、昨年から3日間とも観察会を行うこととしました。今年の見学先は、1日目が今年初めての多摩六都科学館、2日目は日立製作所中央研究所庭園と都立殿ヶ谷戸庭園、3日目がお鷹の道・真姿の池・国分寺市武蔵国分寺跡資料館と武蔵国分寺遺跡・東山道武蔵道遺跡でした。
 開催時期が9月中旬で、昨年まで気温が30度を超えていたことから、課題は熱中症対策と考えていました。ところが、今年は気温が低めで、それほど苦にならない中で野外観察をすることができたのは幸いでした。また、代々木公園などでのデング熱を媒介する蚊が大きな話題になり、多摩地区に波及しないかヒヤヒヤしましたが、無事に終えることができたのも幸運でした。

 初日の多摩六都科学館は世界一のプラネタリウムが呼び物であることから、学生の関心がプラネタリウムに集まりましたが、実際に行ってみると様々な展示も好評でした。特に、月の重力を体験できるムーンウォーカーが思った以上に絶叫系と評判でした。「大学生になっても知らない事もあり、体験型の施設は楽しみながら学べるので、大変良い」との感想があり、見学時間が足りないとの声もありました。
 2日目の、日立製作所中央研究所庭園と都立殿ヶ谷戸庭園、3日目のお鷹の道・真姿の池・国分寺市武蔵国分寺跡資料館と武蔵国分寺遺跡・東山道武蔵道遺跡は昨年同様の日程での見学でした。今年は、国分寺市武蔵国分寺跡資料館の裏にコンコンとわき出た清水が、静かに水路にあふれ出ているのを観察することができました。
 参加する学生は毎年入れ替わりますが、引率する教員は毎年、自然の変化を感じる事ができます。昨年と違ったのは、この時期に雨が多かったことから、全体的に豊かな水量を観察できた事です。学生達も、意外に水が豊富だと感じていました。
 また、この科目を企画したきっかけの日立製作所中央研究所庭園では、毎年、行く度に発見があります。今年は白鳥が1羽、学生達の身近にその美しい姿を見せてくれました。また、カワセミが飛来している事は知っていましたが、遠くから初めてその姿を見る事ができました(なお、今年の庭園公開日は11月16日(日)です 注)。

 今年も、地球が生きて活動している事、それには水の存在が欠かせない事、また、地球が生きて活動しているからこそ、様々な自然災害が起きる事を、受講生は理解し体感してくれたことと思います。
 現代文化学部は平成27年4月から全学年が新都心キャンパスに移転します。この科目をどのように継続していくか、検討して行きたいと考えています。

 日立製作所中央研究所庭園の白鳥
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 国分寺市立武蔵国分寺跡資料館裏の湧水
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日立製作所中央研究所庭園公開日のご案内  
http://www.hitachi.co.jp/rd/crl/garden/teien.html 

教授 瀬島 健二郎
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by bwukokusai | 2014-10-21 12:00 | 教員コラム