文化学園大学 国際文化・観光学科ブログ“小平の風”

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旅で示そう日本の元気!「JATA旅博2013」

アジアで最大規模といわれる旅の祭典「JATA旅博2013」が9月13日から15日の間、東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催され、会場を訪れてきました。一般社団法人日本旅行業協会(JATA)の主催で、海外旅行(アウトバウンド)、訪日外国人旅行(インバウンド)、そして国内旅行の全ての形態の旅行に関わる企業・団体、関係者が結集し、業者間での商談を行うとともに、一般入場者に旅の楽しさ、面白さを味わってもらい、旅行需要を拡大しようという旅行産業の一大イベントです。
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広大な展示会場内に、154の国と地域から、政府観光局、航空会社、旅行会社、クレジットカード会社など、730の企業・団体が出展し、ブース数は1,353小間(1小間=9㎡)と過去最大規模で、期間中は各日4万人以上の人々が訪れ、入場者数も過去最高だったとのことです。

この催しは年に一度、毎年開催されているものですが、今年は2020年のオリンピックの開催都市が東京に決定された直後であり、アベノミクス効果もあってか、会場にはいつも以上の熱気が感じられました。世界のフードやドリンクが楽しめるコーナー等もあり、展示に加えて、旅行に関するプレゼンテーション、音楽やショー、お土産の販売などもあって、入場者は会場で海外に行ったような気分を味わえ、また、世界各国に旅行したくなる雰囲気があります。
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出展ブース数を地域別にみると、アジアの226小間を筆頭に、ヨーロッパ、日本、北米、アフリカ、大洋州、中南米、中東の順で、気が付いたのは、例年と比べアフリカからの出展が多く感じられたことと、アメリカ合衆国の各州が州ごとに州政府観光局の展示を出して目立っていたということでした。そして出展内容は年とともに充実してきていると感じました。
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前回の東京オリンピックは1964年に開催されましたが、この年は日本人の海外渡航が自由化された年でもあります。日本が世界から注目されると同時に日本人が世界に自由に足を伸ばし始めた年から来年は50周年にあたります。その50年の間に日本人の海外旅行者数は約2,000万人に迫ろうとしていますが、訪日外国人数はいまだ1,000万人に達していません。

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催までに日本人はどれだけの国を何人の人々が訪れ、日本はどれだけの国から何人の人々を迎え入れているでしょうか。「アウトバウンド」と「インバウンド」双方向にバランスよく両方が拡大し人々が交流する真の「ツーウェイツーリズム」が実現しているでしょうか。旅博は年に一度だけですが、観光立国にむけてツーリズム拡大のため毎年積み重ねていく意義は大きいものがあります。
旅博では世界の国々や旅行に関する情報が得られ、ちょっとしたお土産を手に入れたり、食べ物・飲み物を味わったりと、ミニ世界旅行が体験できます。観光や文化を学ぶ大学生はもちろんのこと、世界の人々との交流や旅行に関心を持つ高校生、大学生にとって、旅博への参加は貴重な経験となるでしょう。
来年の「JATA旅博2014」は、9月25日~28日の4日間、東京ビッグサイトで開催されます。

教授 高橋哲夫
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by bwukokusai | 2013-10-15 09:00 | 教員コラム