文化学園大学 国際文化・観光学科ブログ“小平の風”

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味の素(株)川崎事業所見学記

今週は国際文化・観光学科2年 田中 潤好さんがコラムを寄稿してくださいました。

国際文化・観光学科には、自らの将来について考えを深めるべく、企業を訪問し、経営トップの方からお話を伺う、「キャリアプラニング」という授業科目があります。田中さんは今年この授業に参加し、その体験を報告してくれました。企業の理念や活動、社会との関わりについて多岐にわたる学びが生き生きとつづられています。ぜひお読みください。

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 2013年2月20日、「キャリアプラニングⅡ」(企業を知る)の校外授業で川崎にある味の素(株)の工場見学に行ってきました。まず初めに驚いたのは敷地の広さです。東京ドーム8個分が収まってしまうほどの大きさということもあり、工場内はまるで一つの小さな町のようでした。とても広いので従業員の方はどのように移動するのか伺ったところ、皆さん自転車で移動をしていらっしゃるようでした。
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 工場見学の前に味の素の「川崎営業所」と「R&Dの役割と組織」についてとてもわかりやすいスライドで紹介していただきました。私は日頃料理をするのですが、あまり化学調味料は使わないので正直なところ『味の素』というものがどのようなものかも知りませんでした。しかし、お話を伺っていくうちに味の素はサトウキビをグルタミン酸生産菌で発酵させたものから不純物を取り除き結晶化させたものだと知り、初めは体に悪いものだと思っていましたがこれならぜひ使ってみたいと思いました。また、商品の開発以外にもアミノインデックスの技術を応用して癌リスクのスクリーニングの研究を行なったり、商品の生産工程で出たゴミを残渣と捉えバイオマスエネルギーとして利用していて、3.11東北大地震が起こり電力不足になった時には自家発電の一部を東京電力に送っていたと聞いた時には感銘を受けました。
 1909年に日本での販売をスタートして以来世界各地に社員を派遣し現地の食文化を知り、理解した上で製品開発をしていくという味の素のみなさんの熱意に圧倒されました。自社社員を使い代理店を持たないという徹底した姿勢にはとても信頼性があると感じました。また、私が最も興味を持ったのはKOKO plusの開発についてです。ガーナで2~3年前からスタートしたプロジェクトでアミノ酸とビタミンを強化した離乳食品の開発だそうです。ぜひともガーナのみならず、世界中の困っている人々を研究員の皆様の技術を使って助けてあげてほしいと思いました。
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 昼食は社食でいただきました。広々とした食堂で、主食と副食の種類が豊富で何を食べようか迷ってしまうほどでした。テーブルの上には『味の素』が置いてあり自由に使えるようになっていました。社食はもともと安いのにもかかわらず半額を会社が負担してくれていると聞き驚きました。安くて、種類も豊富でできたてのおいしいご飯が毎日食べられるのであれば仕事に来るのも楽しくなってしまうかもしれないと思いました。また売店には多くの味の素社の製品が売られていて私もいろいろ買い込んでしまいました。
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 昼食後は「味パンダ号」「味パンナ号」に乗り資料館、Cook Doの工場、ほんだし工場を見学しました。以前は工場内にレールが敷かれ荷物の運搬を行なっていたようで現代と過去をまるで行ったり来たりしているような不思議な感覚になりました。ほんだし工場は和テイストの素敵な建物でした。映像等を使用してほんだしができるまでをとてもわかりやすく教えていただきました。最後にはほんだしを使った簡単でおいしい一口サイズのおにぎりをいただきました。とても充実した見学内容で満足していたら最後にまだ面白い体験が待っていました。それは味噌をお湯で溶いたものを『味の素』を入れた状態と入れない状態を飲み比べるものでした。結果は人それぞれだとは思いますが、私は「『味の素』ってすごい!」と感じました。最後の最後にはたくさんのお土産をいただきました。
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 今回のこの工場見学で何事にもチャレンジしてみることが大切なのだと改めて感じました。『味の素』がどういうものなのか、企業として何をしているのか、何をしようとしているのかを知ったことで私の食と科学に関する考え方は大きく変わりました。ぜひ多くの人にこの素晴らしい体験をしてほしいと強く思いました。今回案内や説明等をしてくださった社員の皆様に感謝したいと思います。貴重な体験をありがとうございました。

国際文化・観光学科 2年 田中 潤好

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by bwukokusai | 2013-03-05 10:00 | 学生コラム