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文化学園大学 国際文化・観光学科ブログ“小平の風”

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「食べること」について

 お正月も終わり2月になりました。1月はいろいろおめでたい行事があり、ついつい食べすぎてしまったという方も多いことと思います。そこで、今日は私たちが生命を維持するために大変重要な「食べること」について少しお話をいたしましょう。a0149405_15534892.jpg
 ある調査によると、我々は生まれてから生命を閉じるまでに何十トンもの食物を摂取するそうです。毎日朝、昼、晩の食事とその他にも間食や夜食など多種にわたるものを食べたり飲んだりしています。ご承知のように毎日どんなものを飲食するかで、我々の健康は良くも悪くもなります。しかしどんな食べ物や飲み物を摂るかで集中力や行動パターンにまで影響することを、皆さんは考えて飲食をしますか。
 イギリスで人気ナンバーワンの若手シェフのJamie Oliverさんが、あるイギリスの小学校の給食をjunk foodから健康食に変えたところ、その小学生達の集中力が上がり、学習態度が改善され、成績にも良い成果が表われたそうです。このプロジェクトは、Oliverさんが出演している大変人気のあるテレビ番組のシリーズで、イギリスの小学生の給食を改善しようと呼びかけたものです。この番組を通して、余りにも多くのjunk foodが小学校の給食で出されていたことを親達も知り、びっくりしていたとのこと。
 さて、junk foodといってもどんな食べ物を含めるかですが、Oliverさんが小学校の給食メニューから排除したjunk foodは、フライドポテト、ハンバーガー、ピザ、加工された肉類とソーダ類だったそうです。これらの食べ物や飲み物は日本の子供にも若者にも好まれているものですが、いつもこのようなものを習慣的に摂取していると健康を害するだけで無く、精神面にも影響を及ぼすことが分かってきています。
 今、日本では「食育」という言葉をよく耳にしますが、昔は「食育」といって特別に小学校で食べることについて教えることはありませんでした。このような食育が今の小学校で行なわれるということは、家庭でしっかりとした食生活が送られなくなってきているからなのでしょうか。栄養学を専攻した私の友人が、「日本の平均寿命はハンバーガーが広まった時代に生まれた世代から下降線をたどる」とある研究会で発表された話をしてくれました。どんな食べ物をどのように摂るかが重要のようです。バランスの取れた食事を楽しく、そしてできるだけ規則正しく摂りたいものです。

                                                       教授 坂本 政子

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by bwukokusai | 2011-02-01 15:54 | 教員コラム